モニタが10分で真っ暗になるのでモニタの10分省電力機能をオフにする

通常ならGNOMEスクリーンセーバーからモニタの省電力機能をオフにできるが、fglrxを使っているせいか、10分経つと突然モニタがブラックアウトする。
dpmsというのをオフにすればいいらしい。

自動起動するアプリケーションに追加しておく。

xset s off -dpms

Ubuntuでも動く超便利なUstreamプレイヤーUstrPLite

今年に入ってからUstreamにハマっている。
マイナーだが非常に便利で手放せないAdobe Airなソフト。当然Ubuntuでも動作する。

UstrPLite
http://ractis.rdy.jp/ustp/

Ustreamをたまにしか見ない人でも入れておくときっと便利だろう。
ただ、ウィンドウを個別に閉じることができない、たまに固まる、アラート機能がない、など少々物足りない点もあるが、それらを含めても尚おすすめ。
ソーシャルストリームも表示できる。
ウィンドウ右クリック -> 機能 -> マウスホイールの機能を入れ替える を有効後 設定 -> 保存 しておくとより便利。

Clonezillaのバックアップイメージ観覧方法

お手軽パーティションバックアップツールClonezillaのバックアップイメージ観覧方法。
元の大きさ(数十GB)に展開できるスペースで作業する。作業には十数分〜数十分ほどかかる。
Windowsのバックアップイメージ(NTFS)も観覧可能。

Ubuntuにはpartcloneが用意されていないので
http://partclone.org/
debをインストール

sudo bash
and
cat *.gz.* | gzip -d -c | partclone.restore -C --restore_row_file -s - -o output.img
or
cat *.xz.* | xzcat | partclone.restore -C --restore_row_file -s - -o output.img
and
sudo mkdir /media/test/
and
sudo mount.ntfs-3g output.img /media/test/
or
sudo mount -o loop output.img /media/test/

後はnautilusで適当に観覧する。
中身変更するとoutput.imgも変更されるので、変更回避したければroでmountする。
output.imgは消してしまえばいいんだけど。

使ってみてオススメのGoogle Chromeの拡張機能

巷では拡張紹介系の記事がたくさんあるが、すでに知っている拡張だったり用途に合わなかったりと、なかなかこれといったものがなかったりする。
そこで、自分で発掘してきて実際にしばらく使って見て思う材料を基に、未だあまり知られていない拡張を中心に紹介する。

EXIF Viewer
画像にマウスオーバーするだけでEXIFデータを表示してくれる。マウスオーバーしている時だけ表示されるのでじゃまにならず、インストールするだけで面白い拡張。
Popup Hatebu Comment
はてブのブックマーク数アイコンにマウスオーバーすると同じ画面上にコメントを表示してくれる。マウスオーバーだけで表示させるにはオプションのチェックを入れる必要がある。はてブのヘビーユーザーはもとより、ライトなユーザーにもおすすめな拡張。
Yet another flags
サイトのドメインが所属する国の国旗を表示する。似たような拡張が他に3つほどあるがこれが一番シンプルで軽いんではないだろうか。
Bookmark Sentry
ブックマークのリンクをたどってサイトがまだ存在しているかチェックしたり、重複がないか調べてくれる。カオス気味になったブックマークの整理に重宝する。
FastLookUp for Chrome
Ctrlキーを押しながら選択したテキストを翻訳する拡張。訳を表示する拡張は山ほどあるが、いくつか使った中では割とシンプルで必要十分な情報が表示される。
word highlight
Google検索から飛んだサイトを検索キーワードで色付けしてくれる。似たような拡張にGoogle謹製のもの*1があるが両方使って試してみるのがいい。Chrome本体に搭載すべき拡張。
Chrome Reader
Google ReaderRSSAtomのフィードを購読させる。割と知られていると思うが、非常に便利なのでとりあげてみる。Google Chrome拡張機能が搭載されてから初期のほうから使っているが、自分の中では一番押したい拡張。すばらしい。

パッケージのインストール後に、履歴からインストール前に「復元」する方法

今日ふと思いついてKDEを入れてみた。再起動してみるとGnomeで使ってたアカウントと設定がごちゃごちゃになってて大変なことになった。
なんの気なしに入れたのでバックアップもとってない。
数年前もおんなじようなことして結局最初からやり直したような・・。


こんな時、前回のインストールの履歴等から以前の状態に戻せないものかと前前から考えていた。*1
今回、そんな感じのようなことが思いの外うまくいったので「復元方法」を備忘録として書いておく。
おそらくもっとスマートな方法が存在するだろうが、ひとつのやり方として取り上げる。

パッケージインストール前に「復元」する

基本的にsynapticを使用する。正規表現で置き換えができるエディタが必要。
1. synapticを起動する。ファイル => 履歴 にインストールの履歴が操作実行ごとにある。
2. 該当の施行を探す。「以下のパッケージがインストールされました:」となっている操作がポイント。
3. 「〜削除しました」がある場合、それが該当する部分は選択しないようにして「以下のパッケージがインストールされました:」の項だけを選択、コピーする。
4. Geany等の正規表現で置き換えができるエディタに貼り付ける。「以下のパッケージがインストールされました:」等は削除しておく。以下のような感じになる。


5. Geanyの 検索 => 置換 で「正表現を使用」にチェックを入れ、検索文字列に「 \(.*\)」*2のようにして、スペースとカッコの内容を削る正規表現を入れる。置換文字列に「 deinstall」*3と入力する。*4
6. すべて置換をクリックし、「文書内」をクリックする。


7. テキスト整形後は以下のようになる。適当な場所に保存しておく。


8. synapticを再読込した後、ファイル => 指定リストの読み込み から先程保存したテキストファイルを選択する。うまく行くとカスタムフィルタのマークされた変更に削除するパッケージが表示される。表示されないときは検索フィルタ等を選択後もう一度マークされた変更を選択する。何も表示されない場合はテキスト整形がうまくいってない何所がないかチェックする。
9. あとは適当に削除を実行するなりする。


もっと簡単にできないの?

*1:メタパッケージを削除するときなど。

*2:\はバックスラッシュ

*3:タブ2つとdeinstall

*4:deinstall以外のバリエーションもあるだろう。

できるだけ簡単にSynergyを導入してキーボード、マウス、クリップボードを共有する

サブマシン(Windows)を使っていて、メインのUbuntuとサブでキーボードやマウスを行ったり来たりしなきゃいけないのがうっとしくて我慢の限界なのでSynergyを導入することにした。
本家Synergyは数年ほど更新されておらず、きもちわるいのでSynergy+を導入する。
自分の環境ではキーボード、マウス、クリップボード、音量調整*1なんかが共有できるみたい。以下手順。

synergy-plus - Project Hosting on Google Code
http://code.google.com/p/synergy-plus/

前提:

  • Ubuntuマシンに接続されているキーボードとマウスを他のマシンと共有する。
  • WindowsマシンはXPSP3。
  • Ubuntuはlucid32bit。
  • LANが正常に動作している。
  1. とりあえず先にWindowsマシンに導入しておく。通常なら"synergy-plus-1.3.5-rc-Windows-x86.exe"をインストール。Use another conputer〜にチェック、Other Computer's hostにUbuntuマシンのコンピュータ名*2を入力し、Startをクリック。AutoStartの設定もすませておく。
  2. QuickSynergyでSynergyの設定ファイルを簡単につくることができるので、まずQuickSynergyをインストールする。同時に本家Synergyが依存でインストールされる。
  3. QuickSynergyを起動し、モニタをくっつけたい方向にある空欄に、つなげたいマシンのコンピュータ名*3を入力し、Executeをクリック。
  4. 正常な動作を確認できたら、QuickSynergyでできたSynergyの設定ファイルを↓のようにコピーする。
  5. cp ~/.quicksynergy/synergy.conf ~/.synergy.conf
  6. 自動起動させるために"synergys"*4を"自動起動するアプリ"に登録する。
  7. Synergy+を導入する場合はQuickSynergyは用済みなので本家synergyとともにアンインストールしてからそのあと、Synergy+をインストールする。(依存が壊れるため。コマンドは同じsynergys。)

共有している機器を別のマシンの操作に切り替えるには、マウスカーソルでもってモニタの境を超えさせることで行える。
たまに切れるときはUbuntu再起動が有効。原因なんだろ。VirtualBoxVMWareのケットワーク関連があやしい。
(追記:synergyの接続が寸断することがあったが、Windows側のホスト名指定でUbuntuのホスト名の最後に「.(ドット)」をつけるとうまく行った。おそらく同じような原因でWindows側からUbuntuのファイルにアクセスすることもできない。explorerのアドレスに「¥¥[Ubuntuのホスト名].」と打ち込むと同じくアクセスできるようだ。なぜドットが必要なのか色々調べてみたが今持ってわからない。ホスト名(コンピュータ名)解決がうまくできていないようだ。どうやらnetBIOS絡みらしい。sambaに問題があるのかもしれない。)
あとはサウンドが共有出来れば満足できるんだがなかなか思い通りにはいかず。windows版pulseaudioでいける気がしたのだが。

*1:キーボード付属のボリューム。

*2:hostnameとも。

*3:hostnameとも。

*4:synergysの末尾のsはサーバのs